こんにちは!
日差しも強くなり、夏の訪れを感じます。。
初夏は、ジュージーなステーキを食べて、元気をだしていきましょう。
さて、
菱屋の入口には、暖簾が掛かっているのですが、

菱屋の暖簾は、普通の暖簾ではございません!
真岡の伝統工芸である真岡木綿を使って、手作りされた1点ものなんです。
手作業で作られた暖簾は、とても丈夫で上質な生地と言われております。
栃木県真岡市は、
「真岡木綿」という、白木綿の織物の生産が栄えていた地域で、
時代としては、文化文政(1804~1829)のころから天保(1830~1844)にかけて
真岡晒として隆盛を極め、年間38万反を生産したそうで、
江戸の木綿問屋は皆、真岡木綿を求めていたそうです。
その当時、木綿仕入高の約8割が真岡木綿であったと、記録に残っております。
しかし、日本が開国すると、輸入綿糸流入などで衰退してしまい、
戦後になると殆ど、生産が途絶えてしまったものでしたが、
もう一度、技術の復興を計り、1986年に木綿の保存振興会を設立し、
機織り技術者の育成講座を開設し、伝統を今に繋いでいるそうです。
その、真岡木綿の歴史に触れることができる
真岡市荒町にある、真岡木綿会館は、機織り体験や染色体験が楽しめる、
観光スポットでもあります!
いちご染色体験というものもあり、とても興味深いです。
いちごの香りもするのでしょうか・・
是非観光にいかがでしょうか(^^)
出展:http://www.mokamomen.com/ichigozome.html
〒321-4305
栃木県真岡市荒町2162-1
TEL.0285-83-2560 FAX.0285-85-8159 【
開館時間】10:00~17:00
【入館料】 無料
【休館日】 毎週火曜日 (祝日の場合はその翌日)
さらに!
木綿会館の隣には、歴史的な建造物である、
「岡部記念館 金鈴荘」があります。
詳しくはこちらへ
岡部記念館「金鈴荘」の特徴は、
・回遊式の日本庭園
・地元の磯山石を使用した石塀(現在は生産されていないそうです)
・床の間部分は全て紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、鉄刀木(たがやさん)の唐木が使用
・天袋、地袋絵や金屏風等、文化財として価値あるものが数多くある
金鈴荘は、建築してから昭和27年まで岡部家の別荘として、
関係者の接待や呉服の展示会場として使用されており、
その後、昭和63年6月まで割烹料理店「金鈴荘」として利用されていましたが、
同年8月に市が借り受け、真岡市近世百年の歴史・文化遺産として後世に引き継ぐため、岡部記念館「金鈴荘」としてすることになったそうです。
こちらも木綿会館と共に、真岡市を散策した際の見所です!!
そして、散策途中、おなかが空いた時は。。。

木綿会館のとなりには「もめん茶屋」があり、
あんみつやちたけうどんなどが楽しめます。
真岡の歴史に触れながら、甘いスイーツで一息入れてみてはいかがでしょうか?

お食事・甘味処 もめん茶屋
〒321-4305 栃木県真岡市荒町2165-1
営業時間 10:00~17:00
定休日:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)